美味しい食材が顔を出してきました、秋本番ですね。
湿度も低くなり、少し冷たさも感じる秋の空気は気持ちいいです。
二年ほど前から私は金沢市内の里山に通っています。
会社から30分ほど走るだけで、車の往来が少なくなり緑が豊富な山山間に入っていきます。
すると、空気がすっと新鮮になるゾーンが解ります。
その空気感を感じたくて、車では比較的窓を開けて運転する機会が多いです。
里山で生活されている皆さんは、余計にそれを感じてここから離れたくないと仰います。
それは、お仕事で都心に住んだ事のあるご夫婦の言葉。
でも、ずっとこの地に住んでいらっしゃる方は残念ながらその自然の恵みに気づいていない。
と言われます。
緑と水に浄化される空気。
それは土の中の微生物までもが、空気をきれいにしてくれると言います。
ですから、地面がコンクリートやアスファルトで呼吸ができなくなってしまう状況は極力作りたくないものです。
本当は、土の上で生活する事が身体にも脳にも心にも良いんでしょうね。
自宅はツーバイフォー工法の高気密住宅ですから、24時間の換気システムにて窓を開けなくても空気の入替はしてくれます。
それでも私は起床すると、まず寝室の窓を開けます。
そして、階段の窓→リビング→ダイニング→キッチンと毎日の作動です。
休日は、北側にある和室の地窓を開けてお昼寝できる時間は最高ですよ!
これからの季節、屋外で食事をすると気持ちいいですね。
今年はコロナの影響にて、外出や移動の自粛があったので少しだけ地球は喜んでいるように見えます。
世界中どこでも、新鮮な空気が体内に入る環境になりますように。 sawano
澤野 恵
SDGsの取り組み
9月も今日で終わりです。
最近のコロナ禍によって、自由が奪われていると感じる反面、自然や人とのつながりを深く感じる最近です。
当社では二年前よりSDGsの取り組みを積極的に行っています。
2019年には私と松島の二人、SDGsビジネススクールに通って学んできました。
いろいろな何かを取得する事ではなく、より深く理解して社内で推進できたらと思っています。
結構、ハードな半年でしたが無事に修了してSDGsビジネスマスターとして認定されました。
社内活動では昨期よりSDGsの活動を方針書に組み込みチームを作って取り組んでいます。
中には、職人さんも自ら参加して現場での取り組みにしっかり効果を出してくれています。
私達は建築業を主としていますので、ゴミの問題にまず取り掛かりました。
取り組み初年度に『12-5』をターゲットとした内容にて、すでに20%ゴミ削減を達成しました。
『15-c』では、地域コミュニティの一つとして180坪ほどの畑を借りて科学的な農薬や肥料を使わない野菜作りを行っています。
固定種の有機栽培にて、ご家族で家庭菜園を楽しみながら暮らす。
と、いうようにたくさんの事を皆さんにお伝えしたくSDGsを通して【Good life yamada community】も発足されました!
社内の勉強会では、興味のある人だけの参加ですがこれによってビジネスにつながる活動も考えながら話し合いをするので、結構楽しいですよ。
ファシリテーターは松島さん。
キャラの立つ顔立ちと、もっぱらサラリーマン気質の営業マンの彼は上手にみんなを引っ張りながらSDGsビジネスマスターとして活躍してくれています。
上記内容にご興味のある方は、当社までお問合せください。
社会貢献とともに、地球環境を考えながら【暮らしを楽しむ】と人とのつながりも深くなります。 sawano
畑から竹林整備へ
『みんなの畑の会』は西田敏明さんが中心となって活動されています。
御年73歳。
3年間でこの活動を形にすると宣言され、今年で4年目。
しっかりと形になっている団体です。
畑の地権者さんは、裏山の地権者様も多いらしく高齢化になるにつれ山の整備は手に負えない状況になってきました。
整備をしないと、獣害の問題も出てきます。
そこで、竹林整備を行いタケノコやメンマづくりにて山の恵みを産業にして将来的には桜を植えてみんなの森を作る構想が始まりました。
こちらにも、参加させていただき春はタケノコ秋には原木のキノコをいただいています。
畑も山も、想像以上に大変ですが自然との共存や再生を多くのボランティアの方達を一緒に楽しく参加させていただいてます。
Good life Community
2019年秋より自社でも畑にて野菜作りを始めました。
もちろん固定種愛情栽培です。
休耕田をお借りして、180坪の田を耕し畝を作りマルチングして…初めての事ばかりを体験しました。
既にお家を建てていただいたお客様を会員制にしてジャガイモを10畝ほど植え込み皆さんで楽しんだのはいい思い出です。
「Good life Community」とは固定種を推進している皆さんと作った造語です。そこにYamadaを+してこんな看板も作りました。
畑は会社から2kmほどの『NPOみんなの畑の会』さんからお借りしています。
地域の皆さんとの交流も始まりました。
それらの野菜を食す
地元で採れた無農薬の野菜や山菜を食事提供していただける家屋にお招きいただきました。
どっしりと佇む日本家屋の素晴らしいお座敷にて、ジュンサイのお吸い物をいただいた時の味は忘れません。
地域の水場で採れるのだそうです。それだけ水がきれいな地域なのです。自生されたクレソンやワサビまで。
これらは水が命。
そして米。
特別栽培の小粒のお米は甘く粘りがありとても美味しいのです。
これが豊な食事なんだと初めて知りました。
人に伝えること
私達は「暮らしを愉しむ」をコンセプトにお客様に共感いただいて家づくりのお手伝いをさせていただいています。
愉しむ中に、ワークショップでモノづくりを開催したりマルシェをしてみたりとイベントも行ってきました。
そこで、畑づくりのワークショップをしてみると多くのお客様に参加いただいたのです。
皆さん食に興味があり、可能な限り身体に好いものを摂取したいという方ばかり。
家を建築させていただくと、お庭が少なからずできますから家庭菜園で少しでもご自身で野菜を作ってみませんか?と促しているのです。若いお母さんたちは母親になって子供に何を食べさせたらいいいのか?を迷っているからです。