Do It Yourself D.I.Y.


古材を多く使ったり、塗装を自分で行うとなると事前準備や下準備が必要となります。


汚れた木材に表面をサンダーで削ったり、マスキングテープにて養生したりと地道な作業も多いのですが建築工程を知っていると完成形が見えているのでとてもワクワクしながら楽しい時間でした。


家族はその先の完成形が見えていないので、何故この作業を今しないといけないのか?とブツブツ言いながら手伝ってくれていたのもいい思い出です。


ペンキで壁を塗ったり、玄関ホールの壁を倉庫に残っていた漆喰でスタッフに手伝ってもらい左官仕上げしたりetc


自身で手掛けると愛着が沸いてきます。


TRYしてみたい事があればお声がけください。




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材木屋さんの倉庫改装から


Cottageというだけに、木部の存在は外せません。


と言っても、限られた資源と価格の兼ね合いにていろいろな樹種を使う場面も。


床はアンティークフィニッシュにオーク単板を使用したフロア材。


室内ドアはアルダーと言って少し柔らかめの節の大きい木板です。


構造材の見せ梁は米松。


リビングドアはチークのヴィンテージ建具。


キッチンキャビネットは綺麗なオーク。
室内装飾に貼った板もオークの皮つきスライス。


玄関框はトラフと言って、虎の皮模様の様な板を框に使わせてもらいました。


これは、市内の製材屋さんから譲っていただいた材料です。


木はいろいろな表情があり面白い。




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Eco paintでカラーを愉しむ


通常の建物は内部にプラスターボードの上にビニルクロスを貼り完成ですが、私はクロスを貼らずにビードに直接塗装しました。


水性塗料はもちろんFARROW&BALL。
イギリスの歴史ある大好きな塗料です。


今回の建築テーマにサスティナブルという念頭があります。
プレミアムペイントとなりますので、出来る限り在庫となっているカラーを使おうとカラーコーディネートしてみました。


沢山の缶を並べて、色が塗り分けられていくことで温かみを感じたり元気な気分になったりと好きな色の空間に居るとパワーをもらえます。


カラーにはグロス(艶)具合も重要です。
適材適所に、グロスの指定をして光の当たり具合等からどんどん空間が仕上がってくるのがとても楽しみでした。




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Farm Cottageを目指して


構造の木材が表しになると、どうしても和風っぽくなってしまいます。


建物コンセプトはFarm CottageでしたからインテリアもFarmers styleに統一予定。
ただ、そこまで拘り切れないし当社倉庫にて在庫で行き場に困った建材を使うとなるとしっかりstyleが統一できるか心配でした。


外壁には、カナダからLog材を輸入した際一緒に入れたLogサイディングを採用。
建築予定当初は25年前に輸入したLOG材を5段ほど組んで土台にしたかったのですがLog材を使うと使わないとでは構造材の金額が100万円以上も違うと言われ諦めました。


その後、使いたかったLog材はお客様がミニコテージを建築いただいた際にお使いいただき見事再生されました!


日の目を浴びず倉庫の肥やしになっている材料が沢山ある事は否定できません。




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フィールドワーク


11月は三か所のフィールドワークに参加させていただき、実りある11月でした。



一つは、会社の拠点である金沢市南部の四十万地区。
ここでは何度もブログ記事になっています、「NPO法人みんなの畑の会」に参加させていただき自然農法を教えてもらいながらスタッフ一同にて無農薬の野菜を作っています。
その地主さん達のつながりにて、竹山の整備に入りました。



約50名のボランティアスタッフと、市や県の方達も参加になり不要な竹の伐採をしてそれを竹チップ機械に通して粉砕。
それをまた、利用するという循環です。




翌週は、お世話になっている町会の焼き芋大会に参加。
焼き芋を楽しむと同時に市の森林再生課の方達と、竹を使った遊びと当社から建築端材を使ったプランター作り。
地元の方達なので、みなさんといろんなお話ができて面白いです。
企業が行政に入り込むと嫌な顔をされがちですが、少しずつ顔見知りの方もできてお仲間に入れていただけてるのかなと感じます。



最後は来年、念願のFarm Houseを建てることができる三谷地区の牧山にて山の散策に参加させていただきました。
参加されているのは、それぞれのスペシャリストの方達。
熊との結界をどのようにしたら、人間と熊が共存できるか?
実際に歩いていると、熊の銀杏いっぱいの糞が歩道に落ちていました。
樹木の事をなんでも知っていらっしゃる方や、里山を小さなお子さんたちと歩きたいという森の幼稚園を主催される方。



それぞれの場所で、多くの事を学び自社で行っているSDGsの取り組みにも生かせます。
別のチームは加賀市の里山へ、視察に行っていたようですね。
当社のスタッフはみんな、興味があり何かやりたがり屋さんです笑
どの日も、お天気が心配されていましたが見事に晴れました。 sawano

サスティナブルな建築を目指して


建築までのストーリーがとても長くなってしまいました。その間にも、図面は着々と作り内装仕上げも決めていました。


今回は、材料に無駄なくコストも時間もかからない建築をやってみようと試み建物計画をしました。


建物の外周部は4間(約7.2m)角の真四角の本屋にウッドデッキと玄関ポーチが飛び出た感じです。


屋根は90度の勾配にて、小屋裏を一部部屋にしています。1階16坪に小屋裏10坪デッキ8坪とコンパクトな作りです。


1階室内は天井の構造材を現した大きな梁が行きかっています。


二階は一部天井も低いのでプラスターボードを貼って綺麗に仕上げていますが、すっきり仕上げて色合いも明るくしたので天井に低さが気になりません。




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