先週末に、築11年を迎えるお客様宅に伺いました。
新築当初と環境が変わり、奥様のご実家近くに移り住むというお話。
とても残念に思いましたが、引き渡し前のメンテナンスに声をかけていただき久しぶりにオーナー様とゆっくりお話させていただきました。
ご新築当初は20代半ばにて、ご結婚と同時にご主人様のご実家からす住み替え計画。
OB様からのご紹介にて、ご連絡いただきお会いした日からとても好印象のご夫婦にて打ち合わせはいつも当初のご実家でした。
打ち合せ時にはご両親も一緒に参加され、いつも賑やかな打ち合わせが楽しい時間でした。
土曜日の午後1時から打ち合わせの時は、ご夫婦が仕事から帰宅されていない時でもお母様は私にお昼ご飯食べたか?と気にしていただき温かいコロッケをお母さまと一緒に食べた時間は今でも懐かしい思い出です。
何よりも印象に残っているのは、引き渡し直後にお父様がお亡くなりになられた日。
当時、Hawaiiへ新婚旅行に行っていらっしゃる最中でオーナーご夫婦と連絡が取れず、ご親戚の皆さんと一緒に私と当時の工事監督で葬儀場に行かれる前に傍に居させていただきました。
アフターメンテナンスに伺った日に遭遇したのです。
あれから11年、30代半ばになったオーナー様は会社をお越して立派になられていました。
奥様も会社経営を手伝いながらお子様三人の子育てもされ、元気いっぱいのご家族です。
売却されたHOMEは、予定よりも高額で販売できたと喜んでいらっしゃいました。
外壁が塗り壁の白いお家を求めているお客様だったようです。
内壁に施工した手形は、型お越しして保管され売却後は削りフラットにする予定です。
今でも、お父様の手形にご自身の手をはめ込んでいらっしゃるご主人様の姿を見ると多世帯住宅も好いものだと思います。
家は人生そのものです。
その家づくりのお手伝いをさせていただく事は、その後の人生をお手伝いさせていただく事に近い仕事だと自負しています。
だから、いい加減な事はできないしそのお客様にとって良い選択ができるために知識の構築が必要です。
今回のオーナー様も、新しい家にも遊びに来て。と誘っていただきました。
好い家づくりは、好いパートナーが必須です。
20年営業をさせていただき、常日頃感じていることです。 Sawano
澤野 恵
ひな祭り
今年は年明けからずーっと、自粛ムードですからひな祭りと言っても雛人形はひっそり飾ってある感じで寂しい節句です。
お腹と気持ちを満たすために、春らしい和菓子を買いに求めましたがこちらは残念ながらどちらのお店も売り切れでした。。。
甘いものくらい贅沢したい!と、最近は高級スイーツもたくさん出回っていますね。
実家では、毎年七段飾りの雛人形を飾っていました。
2m弱の長い箱には、7枚の板が入っていて階段のように側板に段板を乗せていきます。
そこまでは大変なのですが、赤い毛氈をかけ人形を飾っていく過程はワクワクしてきます。
子供ながらに五人囃子の太鼓や笛も小さくて失くさないように、慎重に飾っていました。
実家での春の節句のお供えは、「おこしもの」。
おめでたい木型に米粉をこねた物を型押しして、蒸したものです。
調べると、愛知県特有のようですね。
わが家にも、代々使ってきた木型がたくさんあり3月上旬には夜なべしてでも作っていた記憶があります。
今年も、コロナの影響で帰省はできず高齢の両親も雛飾りを出せないので、実家の雛人形はここ数年日の目を浴びていませんから可哀そうですね。
昔、母に毎年飾ってもらっていたように私も忙しくても必ず毎年雛人形と五月人形は出すことにしています。
④桜の花
早く陽気な春になってほしいですね。 Sawano
里山巡り
2月に入り、雪が積もったと思えば気温が20度近く上昇したりして「三寒四温」とはよく言ったものです。
それでも、暖かい日はどこかへ行きたくなりますが不要不急の外出を制御されている今、人混みに行くこともならず里山巡りをしてみました。
石川県と富山県はお隣同士。
山はほぼ繋がっています。
40分も走れば、富山県の美味しいお蕎麦がいただけるので昼食目指してドライブへ。
残念ながら、お目当てのお店は昨日の祝日営業の振り替えというコトで臨時休業。。。
気持ちを切り替えて、もう少し走り富山県南砺市井波にあるお蕎麦屋さんまで足を延ばしました。
井波は日本遺産「木彫刻のまち」として、有名で欄間はもちろんのこと町中が木彫刻で飾られています。
そこから数分。
農村の納屋を改装したブックカフェへ。
ゆったり、まったり。
好きなジャンルの本がたくさんあり、また行きたいです。
金沢は直江谷地区の里山へ移動。
新鮮なフキノトウがポコポコと春といわんばかりに芽吹いていました。
帰宅後には、手作り味噌と和えてフキ味噌が完成。
最後は6年前にリノベさせていただいた金沢キッチンさんへ寄って、ジビエカレーを分けていただき里山巡り終了。
獣害対策=ジビエではありませんが、里山での食材を生かすことに一生懸命されています。
少しでも力になれればと願っていますが、私は購入して食すことしかできませんが商品開発として発展していくことを応援しています。
最近は、榾木からりっぱなシイタケが実ったり確実に春が訪れています。
日本には自然豊かな場所がたくさんあります。
マイクロツーリズムで、心と体の健康に活動してみる事おススメします。 sawano
PIT21CAFE 7周年祭
2月は当社運営のカフェ『PIT21CAFE』の誕生祭があります。
2014年2月21日新事業である『PIT21CAFE』が7年前に開店しました。
建築からの異業種にて、試行錯誤しながらも今月21日に7周年を迎える事ができます。
これもひとえに、当店をご愛用いただいております皆様のおかげでございます。
2014年冬の写真フォルダを覗くと、古材の山とグラインダーの写真が出てきます。
鉄骨の300㎡以上の建物をスケルトンにして、鉄骨を塗装し古材を取付る準備の頃です。
拭きっさらしの中、一人でグラインダー片手に古材をきれいに慣らしていた時間を今でも鮮明に思い出されます。
古材にオイルステインを塗るにも木目の表情を出すために薄く塗ったり、濃く塗ったり。
倉庫で、会長やバイトさんと数百数枚。
いい表情になりました。
鉄骨の梁に、古材の木梁を取り付けるだけで一気に温かみが増して嬉しくなったのを覚えています。
自信で手掛けたカフェができ、オープンスタッフと一緒にエスプレッソマシンを使ってエスプレッソを入れる練習。
豆を提供してもらっている【Allpress espresso coffee】では、気持ち悪くなるくらいコーヒートレーニングをしてもらってました。
綺麗なクレマが出るようになるまで、何度も何度も。
スチームミルクを入れるのはもっと難しく、1L入りの牛乳を何本も自費で買って練習しましたよ。
私もオープン当初から半年間、カウンターの中に入って接客させていただいたのですが新鮮な時間でしたね。
多くの方と会話ができ、バイク好きの方が集まりどこどこの帰りと、話を伺ったり。
パニーニやマフィン、焼き菓子は全てお店で作っています。
コロナ禍で一時、どうなるかと思いましたが対策しながらテイクアウトにさせていただくとイートインと違ったお客様がご来店いただきなんとか営業を続けてこれました。
これからもコロナによる対策を万全にして皆様に愛される、ローカルカフェテリアとして頑張って参ります。
今月の21日にはたくさんの特典がありますので、ぜひご来店ください。
テイクアウト用の可愛いオリジナルトートも(3000円以上お買い上げにて)プレゼントします。
日本国内で一番好きなカフェはPIT21CAFEですが、世界中(私の知っている範囲)ではHawaii manoaにある『MORNING GLASS COFFEE』ですね。
日本にも進出しているようですが、山をバックに赴きのあるロケーションとスタッフの笑顔が忘れられません。
そんなお店を目指して、スタッフ一丸となり皆様が笑顔になれるカフェを目指して参ります。
居心地のよいサードプレイスとして、ぜひPIT21CAFEご利用ください。 sawano
能登エリアモデルホーム計画
昨日は能登へモデル建築地を相談に行ってまいりました。
9月からは能登エリアへ出店していきます。
現在も建築エリア内の石川県ですから、能登エリアからのお仕事をたくさんいただいていますがモデル建築は初めての試み。
初めてお話する不動産屋さんへ相談に行き、一回の商談で紹介いただいたドンピシャの土地に出会いました!
昨日は春節(節分)にて一年の始まりの日に、幸先好い素敵なご縁に心が弾みます。
場所は七尾市内です。
無事に取得できましたら、お披露目致しますね。
プランは【Ayu-m Maman32N】一番外観が可愛いプランです。
お庭も今からイメージして、南仏のイメージを想像するとワクワクしてきます。
昨年OPENした金沢市四十万のモデルも『Come home!web』に掲載いただき、全国からとても良い評判をいただいていると編集長様から聞きました。
ぜひ、こちらの記事もご覧ください。
南仏の田舎暮らしを味わえる住まい「Ayu-m Maman Champêtre」(アユーム ママン シャンペトル)|Come home!Web (comehome-web.jp)
4月にはカナダからログ材も輸入されて、七尾市中島のログ村内に2棟建築は始まります。
七尾湾に面した土地は25年も前から、自社で所有している土地。
全10区画のログ村です。
これで空き地は一区画のみ。
夏にはオープンしますので、こちらもお楽しみに!
こんなご時世ですが、私達にできる事まだまだあると思います。
家に居る事が一番安心できる場所をもっともっとご提供していきたいと願ってます。sawano
HYGGE ヒュッゲを学ぶ
雪が降ると温かい家の中がとても嬉しく感じる時ってありますよね。
その気持ちがHYGGE(ヒュッゲ)北欧の大切な感覚なのです。
日本で言うと、寒い日こたつに入ってミカンを食べるみたいな笑
そんな時、窓から外を見て雪が吹雪いてたりすると更にヒュッゲ感が増すようです。
確かに、家の中より雪景色にあるかまくらの中の方がこたつにミカンは有難いですからね。
HYGGEに大切なアイテムは…
1.キャンドル アロマ等の香りは無いそうです
2.温かい飲み物 ミルクやジンジャー等の身体が温まる飲み物
3.ブランケット 肌触りの良い上室な素材であればもっと嬉しい
4.薪ストーブ 最も火の揺らぎを感じられます
5.甘いお菓子 これは気持ちもリラックスできますからね。
北欧では約半年間、長く暗い冬が続くそうです。
一昨年、フィンランドに行った際は夏だったので逆に白夜で23時くらいまで明るい。
今までに経験したことが無いので、体内時計がおかしくなってしまいます。
冬は気持ちが滅入るから、来ない方がいい言われましたがフィンランド人でさえも冬が来ることを億劫に思っているようです。
長い冬を快適に乗り越えるよう、HYGGEな時間を作る為に家の中が充実しているんですよ。
北欧に住む人がインテリアにお金をかけているのも、その一つです。
お気に入りの椅子に座って、キャンドルの灯を見ながら温かい飲み物を飲む。
私も積極的にこんな時間を作っていきたいと思います。
忘れてはいけない最も大切な事は、一人で過ごす時間もいいですが誰かと過ごすというコト。
家族や友人、パートナー人との関わりが最も大切なコト。
世界中の人が、一日でも早く自由に人の温かさを感じられる世の中に戻りたいですね。 sawano