アフターコロナについて住宅はどうなるか?

マスクは外せないものの、会食の機会が増えたりし市内は混雑するようになったこの頃。
皆様の生活も、少しずつコロナ前に戻ってきているのではないでしょうか?
とは言え、油断は禁物ですから意識は消えないでしょうね。



昨日の70年代不動産(当社が本部を務めるリノベーションのネットワーク)全国大会にて、アメリカシアトル在住のYukoさんからアメリカのリノベーション市場をレポートしてもらいました。
数字でみるとかなり面白いデータがあります。
現在、日本でウッドショックと言われる木材の高騰は、日本で影響を受ける一年前からアメリカでは影響が出ていました。
現在、ようやく歩留まりになりそうとの事でしたから一年後には日本でも木材の価格は落ち着いていると思います。



他に興味があったのは、新築住宅の売値と中古物件の売値がほぼ同等であるという事。
それだけ、中古住宅の値が上がっているのです。
日本でも中古車の値が上がっているのと、ほぼ同じ原理だと思います。
アメリカの全住宅に対する38%が1969年以前に建てられた住宅です。
1970-1979年の建築物件を含めると50%を上回る物件が40年以上前の住宅です。
今でも平気で流通していて、尚且つ価格が高騰している。



アメリカ人は「不動産は買った時より高く売る」を念頭に持っています。
ですからしっかりメンテナンスして、インテリアにはデザイナーを入れて資産価値を高める。
後にステップアップして、大きい家に移り住む場合には購入時とほぼ同等にて売却する。
これが、資産価値のある家です。



余談ですが、日本で同じ現象があるのはRV車のランドクルーザー。
船のクルーザーもお高く売却できるようです。
いずれも、価値があるという事ですね。
住宅は資産価値に対する意識を持って、新築の建築やリノベーションしていきましょう。 sawano

地域の人たちに支えられて


昨日、今日と里山にて建築した「Farm Cottage」の完成お披露目会をさせていただきました。
ここは、私個人の邸宅でもありますが地元の皆さんと一緒に農業を推進させるための施設でもあるのです。
事前準備には沢山の方に応援していただき、心から感謝しています。



沢山の方が訪ねてくださりました。
ご近所様、知人友人、スタッフたち。
近隣の里山で活動されている友人の応援はとても心強かったですね。



三谷ジビエ工房の杉本さんから金沢ジビエ猪の丸焼きを振る舞っていただいたり、朝から町会長さんが来場するお子さん達の為に石焼き芋を準備してくださったり。
地元のブランド米「まっきゃま米」の試食に加え、めった汁を振る舞いお腹が満たされるイベントとなりました。



「まっきゃま米」とは地元牧山町の農事組合法人が作るブランド米です。
棚田は一枚ずつがコンパクトなので、トラクター等の機械が入らず手仕事となる場面も多く農薬や化学肥料を使わない特別栽培なのです。
私は、まっきゃま米を知って新米が採れると何よりのご馳走と毎年楽しみなのです。



先日は、初めて土鍋で炊いてみました。
つやつやで甘みがあり、一口目の幸福感は高級牛肉に負けてません笑
それを、自然豊かなこの場所でいただけるのはとても幸せです。



自然豊かな町ですが、人口は減っています。
豊な土地があっても、農業を担う人がいなければ地は荒れてしまいます。
来春から、隣のお土地で貸農園も始めますので家庭菜園をやってみたいという方はお声がけください。


ご存じですか?建売分譲の住宅ローン控除

今年も残すところあと2か月となりました。
カウントダウンが始まってきますね。
今年の冬は雪が降るのかしら?
そろそろ冬支度も必要です。
暖房を付けても温まらない古い住宅から、来年は高断熱のお家に住み替えしてみては?



住宅ローン控除の契約期限が先月9月末で終わり、少しお客様の足がゆっくりになってきました。
ウッドショックによる、建材価格高騰の危惧もあり住宅検討はもう少し先にしようと思っていらっしゃるお客様も多いと思います。


しかし、もう一つ13年間の住宅ローン控除が使える方法があります。
それは、建売分譲の購入です。
2021年11月末までの建売分譲売買契約を交わし、2022年12月末日までに入居されると最大限の控除がご利用いただけます。
国土交通省HP参照
長寿命住宅(200年住宅)税制の創設 (登録免許税・不動産取得税・固定資産税)



通常は10年間のローン控除ですが、消費税が10%に引きあがった事で3年間のプラス控除とは建物価格×2%が戻ってくるのです。
ただし、お支払いされている税金または計算式により少ない方が戻ってきます。
控除額については、お借入れの額やご収入による所得税・市民税の支払額により異なりますので詳しくは営業にお聞きください。


ヤマダタッケンは現在5棟の建売分譲を販売しています。
SALE情報はこちら


こちらは、11月末までの売買契約が可能ですのでぜひご検討ください。 sawano

インテリア買い付けの仕事

コロナの緊急事態宣言も明け、少しずつ出張の予定が入ってきました。
今回は久しぶりにヴィンテージ家具の買い付けです。
インテリア好きな方にとっては羨ましい仕事!と、仰っていただきますが実際は中々大変です。




家具って、当然ながら重量が重たいんですよね。
それによって、店頭販売と実際のモデルやお客様プランのイメージをしながら商品を選ぶ作業はまあまあ重労働です。



ヴィンテージ品ですと、その精度と色見や傷み具合のチェックも必ずします。
一番大切なのは、価格とのバランス。
あくまでも、当社で家を建てていただいたりショップに来て日常的に使える家具をお求めになられるお客様が多いので手ごろな価格で使いやすい。
これを見極めながら商品選定を心がけています。



商品を決めると、お見積りも時間がかかり一店舗の滞在は軽く3時間以上。
支払いまで済ませると、疲労感といい家具に巡り合えた満足感が交差して結果的には好いお仕事をさせていただいた事になりますね。



ヴィンテージのWALL PAPERも沢山入荷しました。
今月末には店頭に並ぶと思いますので、Home Decoration TreeのInstagramをチェックしてみてください。
インテリアが充実すると毎日の暮らしも楽しくなりますよ。 sawano

いよいよLOG HOMEお披露目です



今週末に待望のLOG HOMEが完成お披露目となります。
当初の予定より半年の遅れとなりました。
思い返せば、沢山の山がありましたねー笑
コロナ禍にて一番の打撃が、LOGの現場ですからお客様からのご注文で無かった事に胸をなでおろしています。



今回は、カナダからダグラスファーと言う松系の樹種を直輸入しました。
LOG=丸太と言う意味なのですが、これをマシンカットにてD型にカットしました。
外は丸みのおびたフォルムに、内側は真っ直ぐ平な壁です。




当社のショーホームはポストアンドビームと言って柱と梁がLOG材になっているので、こちらもLOG HOMEなんですよ。
LOGの輸入は10年以上していませんでしたので、久しぶりの輸入は困難が沢山。

木を伐採して、ドライイングと言いまして乾燥窯に入れて3週間ほど水分を抜きます。
この工程は、コロナの影響にて伐採後すぐに乾燥窯に入れれなかった事によって樹木がねじれて使いモノにならなかったのです。
よって、スタート地点に戻り伐採からやり直しとなりました。
ここで一か月の遅れ。。。

テクニカル図面のチェックを自社の設計・工事担当と大工さん達と入念にチェック。
ようやく船にコンテナ積載できたと思ったらば、コロナに影響され先方の労働者問題にて湊の出航が遅れ。。。
と、気が気でない現場となりました。




私個人的にもLOGが好きで当社に入社した経緯とこれだけ苦労しましたので、今回の完成はとても待ち遠しい状況でした。
おかげ様で、このロケーションに心休まるLOG HOMEが完成しました。



想いが沢山詰まった物件ですので、ぜひドライブがてらご見学に来てください。
今後の販売会スケジュールは以下になります。 sawano




10月23日(土)・24(日)10:00~17:00
LOG HOME販売会in七尾市



11月13日(土)・14日(日)・20日・21日(日)10:00~17:00
2週連続LOG HOME販売会in七尾市

秋の行楽

前期より祝日が定休日になり、今年はオリンピックの影響もあり特に休日が多く感じます。
コロナ禍にて外出の規制もありますが、石川県は自然に恵まれてほんと移住してよかった(と、言っても30年前!?)と痛感しています。



最近は里山へ行かせていただく事で、オーガニックの食材を分けていただく機会が増えました。
今回は、秋の味覚「栗拾い」にお声掛けいただき行ってきましたー。

大きな栗がゴロゴロ。
ちょうど、朝方雨が降って風が強かったせいもあり沢山のイガが落ちてました。



サイズで言えば、Lサイズくらいでしょうか?
こんなに大きな栗拾いは初めてです。
ここは栗農園ではなく、個人の方の持っている木なんですが高齢で管理しきれず放置状態だったのです。
それを数年前より、地元で藍染をしている友人がボランティアで管理して工房で受け付けしてとサスティナブルな活動をしているのです。


本人は藍染の収穫等で忙しいので、あとは判っている人でセルフサービス。
でも初めましての方も、ちょこっと顔なじみのおじちゃんもみんなフレンドリー。
自然がこうさせるのでしょうか?
手作りのお菓子を持参されて、コーヒーまでいただきこれぞ極上の行楽です。
50歳近くになったから思う事でしょうが、人混みの中の観光地に行く必要はないかな笑




栗拾いは楽しいのですが、その後の処理は辛いのです。。。
皮をむいて、大きいから渋皮煮にしたり面倒になって皮のまま茹でて栗きんとんを作ってみました。
これらのお菓子を持って、また自然の中の行楽に行きたいです。



前日には能登半島にて虹も見れました。
皆さんも、秋をたっぷり楽しんでください。sawano