山に入って感じたこと


今日は、自伐型林業を試みている農林女子の友人からお誘いを受けて山に入りました。


案内していただくのは、里山の住人で山を守っていらっしゃるお父さん。


散策と思い軽く参加表明をしていましたが、準備にはロープやらフックやらetc…


いざとなると「えー!?ここを降りていくのですか?」と道なき道を示され躊躇しましたが何事もチャレンジ精神にて同行することに。



まずは、とんがり山という地元一体が見渡せる頂上に車であがりそこから谷へ向かって下り周遊して上がってくるイメージです。


小中学校のオリエンテーションで林道を歩くより、ハードな獣道を降りていきます。


道ではないので、グローブでクマザサを命綱にするイメージ。



落ち葉でフカフカの表面はとても気持ちよく、ぬかるんで滑る山肌では「わー!きゃー!」と叫びながらお尻が泥んこ状態に(こんな経験何年ぶりでしょう)なってました。


途中、獣の足跡や爪痕を確認したりして自然の中に入らせてもらった感覚になりました。



案内のお父さんは、ここをもう少し拓いて道を作ったらいいなぁ。


友人も、木を切り拓き山を整備したい気持ちが高いので一生懸命に道を覚えていました。


私の背丈ほどあるクマザサをカットするだけでも、目の前に広がる景色は変わるとのこと。


今の時期がベストで、緑が生い茂っていくと数メートル先が見えなく迷ってしまいます。



一旦、林道に出てホッとしたもののこれで終わるのは物足りないと思われたのか「湧き水のみに行くか?」の誘いに乗ってしまい更なる過酷な道を選んでしまいました笑


もちろん、湧き水の吹き出し口からいただいたお水の美味しい事!


きっと、動物も飲みにきてるんだろうなぁ。


生きていく上で、大切なものを改めて感じました。



日本国土の約7割は森林だと言われています。


それほど豊富に自然の資源を持っている我が国なのに、輸入に頼りきり木材が無い状態。


不思議ですが、現実です。


友人の様に、若くして山を知る。
そして整備することがとても大切だと教えてもらいました。


安易に入山する事も出来ませんが、私も地元の方達から沢山の事を教えていただき少しでも日本の大切な景色や資源を守っていきたいと思います。 sawano

70年代不動産お披露目に向けて


いよいよ年度末に向けて、ご多忙の方も多いと思います。


この春から新しい道に進められる方、おめでとうございます。


桜のつぼみはまだ堅そう。


さくらの花が咲き誇る日が待ち遠しいですね。





私達の仕事も、年度末は何となく気忙しいです。


特に今年は、リノベーションチームにて2棟の中古物件リノベを同時に完成させるのに精いっぱいでした。





今回、私も久しぶりに現場の改装案から参加してデザインやカラー、ディスプレイまで多いに関わらせてもらいました。


一線の現場から離れると、中々デザインに口出す機会も減ってきます。


元々は、そのような仕事が得意だったのでついつい自分の案を押してしまいがちでが。。。


それを抑えて、チーム5人の意見を聞きながらまとめ素敵なHOMEとなりました。





自社のリノベーションは、職人さんは基より多能工という仕上げをするスタッフが自社に3名います。


その彼らと一緒に作業することも、久しぶりで新鮮でした。


スタッフと一緒に作業すると、いろいろな事が見えてきます。


段取りや、意識、現場に対する愛情等。





そうして、一丸となって作り上げる『70年代不動産』は水回りを改修しただけのリフォームではなく、暮らし方も変わるリノベーションです。


ぜひ、内覧会にて暮らしを愉しむと言う意味を体感されに来てください。


2棟のうち、私が関わったのは1棟のみ。


どちらの物件だと思われますか? sawano








2棟リノベーション内覧会の詳細はこちらから

春本番畑作業開始!


里山でもようやく雪が溶けて、春の息吹を感じられるようになりました。
そろそろ、土を耕し堆肥を混ぜ込んで土づくりと苗づくりの始まりです。



と、言えど全くの素人でして。。。
私は国道沿いのアスファルトに囲まれた名古屋育ち。
師匠たちに聞きながら、本を見ながら、自己流で失敗してもいいや!と思いながら笑
昨年秋に作ったレイズドベッドの中の土を入れ替えて、灰と堆肥を混ぜ込みます。
それだけで、ふかふかの良い土になりました。



ふと見ると…昨年の夏から秋にかけてよく見かけていたカエルがじっと土の中に居ます。
きっと冬眠していたのですね。
思わず「起こしてごめーん!」と叫んでしまいました。
この蛙は、土地の守り神のように思っていたので啓蟄のこの時期に再会できてうれしい!
ただ、あまりにも動かないのでまだ眠いと思い土をかぶせてあげました。



土を掘ると、ミミズの姿も見えます。
といういう事は、微生物が活性化されてる証拠なんですよね。
この土地は除草剤はもちろん、化学肥料も使わずに米を作っていた田んぼなので生き物が沢山地中にいるのです。
種も固定種に拘って、昨年採取された種を譲っていただきポットに種蒔しました。



これから、この土地でできる限り自然の摂理に伴って食物を育てていきます。
田植えや、山菜採りに稲刈り等も多くの子供達に体験してもらいたいな。 
ここでの活動は大人も子供も、自然を愛して心豊かに紡いでいきたいと思います。sawano

全国にいる仲間たち


今日は千葉県の工務店株式会社トミオの代表者様と役員の方が来社されました。
株式会社トミオ (tomio.co.jp)
トミオさんとは20年来のお付き合いです。



工務店やハウスメーカーは、地元ではライバル会社になりますが、県をまたぎ施工エリアが違えば仲間になる事ができます。
そういった取り組みを、当社では20年以上前から『Great Builders』と銘打っており、7社の仲間が居るのです。
不得意の事は教えてもらって、得意な事は教える関係です。


素晴らしい会社さんばかりですから、迷ったり未経験な事は電話でアドバイスをもらったりできる仕組みはとても心強いです。
経営者と言えど、迷う事もありますし悩む事もあります。
そんな時に、経験者に相談できる人達が居るというのは有難いですね。


コロナ禍もありここ二年は行き来も出来ていませんでしたが、金沢で不動産の講習会があり翌日にたっぷり情報交換をさせていただきました。
最近の自社施工物件や取り組みをご案内すると、改めて自社の取り組みが表面化します。
それによってアドバイスをいただいたりして、結果的に自社を見つめなおす機会となりますので仲間からの意見や共感は大切ですね。




当社では、他にもAyu-m Mamanの加盟店様90社70年代不動産加盟店様50社と沢山の仲間の工務店様がいらっしゃいます。
自社が一番という『井の中の蛙』にならない環境に感謝します。


コロナが明けて仲間の皆さんと会って、楽しい家づくりの話したいなぁ。 sawano

季節毎の祭事を愉しむ


今日は桃の節句『ひな祭り』ですね。
金沢市では今日が卒業式の学校が多いようです。ご卒業おめでとうございます。


私は昔から、祭事の準備をするのが楽しみです。
毎年、雛人形の話は書かせていただくのですが今年も例年通り飾りました。
ただ桃の花が調達できず、チューリップで彩っています。



この日はハマグリがお高めですね。
温暖化により、貝類も採取が難しくなってきたから時期に限らず食べ物は高騰していますが…。
チラシ寿司も自作してみました。
春らしく色づいたご飯は紫人参の色素が混ざって、可愛くなりましたよ。
ついでに、ザンギ(北海道の唐揚げ)も作ってみました。



ケーキや和菓子も食べたくなりついお飾りと紛れさせて、いただいてます。
そんな祭事も段々家庭ではしなくなったのかなぁ。
と、思った矢先に大型スーパーのケーキ売り場には長蛇の列が付いてました。
店員さんも手が回り切らないくらいあたふた。
やっぱり、ケーキは必須のようでした笑



戦争が始まってしまいましたね。
世界中の子供達が安心して笑って暮らせる世の中をつくらないといけません。


SDGs GOAL16 
<16-1>
あらゆる場所において、全ての暴力と暴力に関連する死亡率を大幅に減少させる。



これからも祭事を愉しめる時間と心に余裕のある、平和な世界になりますように。 sawano

時には映画からのインスピレーションを感じる


石川県もまん延防止対策が延長されたり、大雪の影響で外出が規制されがちです。
そこで、会社の福利厚生に割引チケットもあるので最近はよく映画館へ行くようになりました。
昔から映画はあまり見る習慣が無く、一人で見に生けるようになったのも40代後半になった最近です。


私のみたい映画は少し偏ってるかもしれません。
基本、海外のインテリアや家の中が見たいのでストーリーよりもビジュアルで決めています。
結果的に、イギリスやフランス等のヨーロッパが舞台となる映画が多いのです。



サブスクリプションのAmazon prime videoで一覧になって選び放題なのに、「見たい映画が無いなぁ。」なんて思ったり。
山ほど閲覧できるのにね笑
最近はSNSで興味のありそうな映画の広告で興味を持ったり、雑誌等でのお勧めコメントで見る映画を絞っています。



先日は『ザ・フレンチ・ディスパッチ』を見てきました。
これは、テンポの良いストーリーと前作品を見て監督が好きになり、面白かったのとフランス背景をアメリカ人が描くところが好きで興味を持ちました。
参考:サーチライト・ピクチャーズ


一番映画で好きなところは、各記者のワークルームの設えです。
各記者の個性溢れるインテリアや色使いは家づくりの参考になりました。
映画の面白みはライフスタイルが描写される事。
なので、アクションやSFや戦争、極道の映画は苦手です。


最終的にはハッピーエンドの結末で終える映画、たまにはハラハラドキドキもいいのでしょうけれどね。 sawano