御礼申し上げます

今年も一年ありがとうございました。
一年はあっという間ですね。
今年も例年に負けず、早い一年でした。
コロナが五類になり、解放感からいろいろな期待感があり外に出れる事に喜びを感じました。


コロナから学んだ事も沢山ありましたね。
皆様の生活も一新された事があるのではないでしょうか?
これからは、それが当たり前になる事。沢山増えましたね。


建築業界も材料不足や人不足等、急変してしまい仕事の仕方に戸惑いがでる事も多々ありました。
それで、創業40周年を無事に迎える事が出来こうして新しい年を迎える準備ができる事に感謝しています。


来年も新しいチャレンジが盛りだくさん。
スタッフと一緒に楽しみながら、挑戦していきますのでどうぞ見守ってください。
最後になりましたが、こうしてブログを読んでくださる皆様のおかげで無事に一年の仕事納めができます。
来年もどうぞ、よろしくお願い致します。 sawano

里山で暮らし経験できること



久しぶりに里山で過ごす事ができました。
今年は夏の暑さで、どこでも育つと言われている大豆が全く実らずスタッフと計画した『大豆代作成!』は失敗に終わってしまいました。




それでも、私としては初挑戦のサツマイモやダイコンにカリフラワーetc…
いろいろな野菜が収穫できて嬉しい限りです。
種を蒔いて、芽が出て花が咲いて実。
この一連は自然の摂理だと思っていますが、よく考えるととても不思議な現象です。
土壌があり日光と水と酸素があって全ての成長をもたらすことを、自然に囲まれた場所ではよく感じます。




山の整備をしている友人は、木を切り拓く作業をしていますが簡単とは言い切れません。
女性ながら、ユンボを動かし玉切りした杉の木を切り分け製材所まで運んでもらう。
その途中、引っ張る為のワイヤが切れてしまったり。。。



結果、なんでもそうですが手入れをしないと朽ちていくという事です。
ただ、自然に育っていくと思っている野菜も温暖化で成長危機に陥っています。
除草剤や農薬を使っていくと、土壌が汚染されて5年間は作物を育てる事ができません。
だから、里山に暮らす方達は草刈りして腐葉土を集めて肥料にして化学肥料とは違う発酵した肥料で作物を固定種のタネから作る。
そんなサイクルを作っています。
ちょっと難しい話になってしまいましたね。



私としては、自然に向き合っていくと大変な事もありますが楽しい事も沢山あります。
近所を散策してると、ご近所の方達がいろいろな事を教えてくれます。
あそこの、柿採っていっていいよーとか、栗も持っていけーと。
食べれるものを提供いただけるので、何よりのご褒美です。





少し山へ入っていくと、昨年菌付けしたキノコたちがたくさん出てきました。
シイタケ・ヒラタケ・ナメコきのこ祭りですね!
テンションがあがりますよ! sawano

D.I.Y 暖かい初冬に作業する


今年も残すところ一か月。
初冬というのに、今日は晴天の好天気。
暖冬の予想通り、暖かい日が断片的にありちょっと身体の調子が整いません。
この時期に迷うのは、スタッドレスタイヤに変えるか否か。。。
最終的には、もちろん変えるのですが暖かいと変えなくてもいいかな?と思ってしまいます。



イチョウの木もすっかり落ち葉になり、掃除すると綺麗な黄色の葉っぱを見つけました。
そんななか、秋口にやろうと思ってなかなかできなかったウッドデッキの塗装を行いました。
2年経つと、塗装は薄れてきます。
被膜が無くなると木は水を吸ってしまいますから、いずれは腐ってしまうのです。
木の保護をして、永く使う為には塗装作業は不可欠です。



今回は、新築時に使った同じオイルステインを上から塗る事にしました。
DIYでの作業は久しぶりです。
今日のようなぽかぽか陽気の日は、乾きも早いので効率よく作業できますね。



勝手口の階段は南向きなので、こんなに白くなってしまいました。
入り込みがいいので、オイルステインが木にたっぷり吸収されていきます。
1缶で足りるかな?と心配になりながらも、たっぷりとしみ込ませていきます。



ウッドデッキは約10畳ありますから、途中で半分にしようかなぁ。
と、へこたれていましたが塗っていくと綺麗になっていくのが判るのでスイスイ。
やりたい面積は全て塗り納めました!
達成感! 年内のTODOリストから削除できます! sawano

我が家の終活不動産


私の実家がついに売却され、両親は引っ越す事になりました。
愛知県名古屋市内の実家は国道に面していて、築70年越え。
雨漏りもひどくなってきたころに、80代後半に差し掛かった両親も自由が利かなくなってきました。


姉と兄の三人兄弟で、私以外は名古屋市内に住んでいます。
兄は数年前に自宅を売却して、隣の借家に家族で住んで両親を看てくれていました。
そんな中、両親それぞれが順番に入院することになると急に足腰が弱くなり自立した生活が難しくなってきたのが二年ほど前。


父方の祖父が建てた家を売却して施設に入ったらどうだろう?
と家族内で話が出ても父の回答はNO!
この家でずっと過ごしたいと願うばかりでした。
どこのご家庭でもそうだと思います。
先祖から受け継いだ不動産を売却するのは勇気がいる事です。
私も仕事柄、多くの不動産売却を見てきましたが悪い事ばかりではありません。
父の頭がしっかりしている間に方向性を決めた方がいいと勧めて一年。
近くに居る姉兄からは何を言ってもNOだった父は、遠方に住んでいる末娘の言葉に少しずつ耳を傾けてくれました。
最後は兄と決めたと思いますが、一つの答えが出てよかったです。


これからは同じ市内のマンション12階に住む事が決まり。
高い位置から見る風景を楽しみにしている父にほっとしました。
数日、引っ越しの荷物をまとめるのに姉と作業しましたがモノがありすぎて最初はどこから手を付けるか途方に暮れるばかり。
二日目の午後には見通しもついて、夜中に金沢へ戻ってきました。


これから、空き家は増える一方です。
必ずしも、希望額で売却できるとは限りません。
負の不動産にならないように、私達にできる事を多角的に考えていきたいと思います。 sawano

フィンランドからLOG HOMEがやってくる


今月末にログホームの建方があります。
海に面したロケーションに建つLOG材がフィンランドからやってきます。
輸入は年に一回あるかどうかなので、専任の担当は居ませんので私がやり取りしています。
ヘルシンキより北にある会社なので、サンタクロースの息がかかった山から来るようでコンテナを開けるのが楽しみです。



当社はLOG HOMEから建築を始めました。
私が入社するきっかけとなったのも、LOGを作っている会社だからです。
LOGと言うと、飲食店やペンションのように非日常的な空間のイメージですよね。
木に包まれたLOGで過ごすと、必然的に木の香が身体に沁みついてお子さんを預けている保育士さんから「お父さんは大工さんですか?」なんて質問があるそうです。



今回はパインのラミネート材が来ます。
40畳分のウッドデッキの材料も来ます。
ようやく名古屋港に到着しました。
40ftコンテナの材料は名古屋港で10tトラックに積み替えして、七尾市中島へ到着します。
LOGは広い敷地が無いと荷下ろしできません。


10tトラックがUターンできる場所も必要です。
荷下ろし時の打ち合わせを工事監督と行っていると、いろいろな問題点も出てきます。
大変だけど、輸入住宅は一般在来の現場以上に面白いです。
円安がとても気になりますが、本物の輸入住宅LOG HOMEの荷下ろしから建て方風景はまたご報告します。



七尾湾に面した現場は最高のロケーションです。
当日も晴天になります事を祈って、無事に搬入されますように。 
現場がワクワクするって、楽しい仕事です。 sawano

教えを素直に聞き入る気持ちが大切


今年も残すところ2か月。
一年はとても早いですね。
今日は白山比咩神社 へ工事の安全を祈祷していただく『おついたちまいり』に行ってきました。
会社が定休日ということもあり、いつもより遅い時間の祈祷は人数も多く、バスツアーの方達も沢山いました。



最近は若い方も神社巡りをする方が増えましたね。
コロナの影響もあってか、パワースポット(神社は自然が多いからかな)として伊勢神宮や出雲大社の特集も沢山TVで放映されています。
私は若い頃は全く興味が無く、寒空の初詣さえも躊躇するような人間でした。
しかし、こうして習慣になると行かないわけにはいかず、行けば清々しい気持ちで月の始めを迎えられることに感謝しています。



神社ではお作法があります。
それらは会長から教えていただきました。
今ではTVやYouTube、書籍と欲しい情報は人に聞かなくても身に着ける事ができます。
でも、地域によってはお作法が違う場合もあります。
目上の方から教えていただく事を素直に受け入れて、それを下の世代に教えていく。
そんな社会の循環が今は途絶えつつあることはとても残念です。



山の木々や、農作物や水の事。
幸い私は70代の方達から教えていただく機会が多くあります。
お参りの後に「みんなの畑の会」代表の西田さんのところへ話をしに行くと沢山の事を教えてくださいました。
仕事のやり方も教えていただけます。
人から伝授される事を素直に受け取って、過去からの大切な考えや知識を生かしていきたいですね。 sawano