SAWANO DAY'S

SAWANO DAY’S 代表 澤野のライフスタイル ブログ

2024.10.02

地震災害による宅地復旧工事

令和6年能登半島地震から丸9か月が経ち、10月に入りました。
加えて、線状降水帯による水害は大きなダメージが加わりました。
この間、お客様とのつながりが深まった事が沢山ありました。



当社で建築いただいたお客様宅は液状化にて、建物が地面の隆起と共に家が傾いてしまいました。
大規模半壊です。
傾いたお家は、おおきな数字では20センチ近くの誤差が出ました。



これ以上、住むのと三半規管がおかしくなってしまうので引っ越ししましょう。
と、提案しました。
それでも、奥様はこの家から離れたくないと懇願されいろいろな選択方法の中から宅地の復旧工事を選ばれました。
正直、宅地の復旧は液状化された土地がベースなのでまた同じことが起こる可能性もあるのです。
ご判断をいただいたと同時に、私達は傾きが直り今まで通りの生活が一日でも早く来ることを願って請け負わせていただきました。


毎回、打ち合わせに行く度に「ありがとう。ヤマダタッケンで建ててよかった。無事に建物の傾きが直る事を願っています。」とご家族みんな笑顔でお話くださいます。
かかる費用は半端な額ではありません。
お借入れして、行政とのやりとりにもお疲れになられているはずなのに。
私達に、有難いという気持ちをいつも伝えていただきそれ以上にお返しをしないとといつも気持ちが固くなります。



時間を経て、助成金も出る事となり無事に復旧工事も終わりました。
と仰り、最後は外まで笑顔で見送りをしてくださることが災害というきっかけでしたが、私にとってお客様とのつながりや温かさを感じる時間いただき感謝しています。
政権も変わり、これからの能登半島復興へのみちのりが少しでも早く進む事を願っています。 sawano