新潟県の秘境地と言われる銀山平。
真冬には6mも雪が積もるので、そこへ行くトンネルも閉鎖されてしまうような場所。
ダムがあるのですが、とても神秘的でした。
今回は、その近くにある尾瀬と言う温泉宿がポツポツある中に
まとまった10棟のログホームの村へ行ってきました。
家族経営で温泉と貸別荘としてログホームを展開していた主人が高齢になり、
南魚沼で宿を営んでいるオーナーに継承したという事です。
ログは手入れが大切なのは私達も良く理解しています。
雪深いところなので3メートル近くある高基礎はバスルームとしてリノベーションされていました。
一棟貸しの宿として、ヴィンテージの家具やモダンなキッチンで
今どきのスタイルで心地よい空間になっていました。
建物の手入れも大変ですが、野原に建つログホームなので
植栽の手入れもとても大変だったと思います。
話の中では、雪が深く半年ほどしか作業する事ができず
リノベーションするのに4年の歳月がかかったそうです。
ここでの料理は全て山で採れた食材。
地産地消でのローカルガストロノミー。
日本には四季があり、温泉があり、山や川のロケーションがある場所が沢山あります。
能登もそうですが、上手に運用しないと勿体ない不動産を地元の方達にとって
いい形で提案できる不動産・建築会社・投資家が必要な時代だと改めて思いました。 sawano