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2013.01.07 WRITER スタッフ

国家検定に挑みます!

みなさま、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

 

1月6日は、OBさまを迎えて新春餅つき大会が開催されました。
そして、ホームデコレーションTreeでは15日までの新春Saleの初日でした。

 

私は、今月行われる”枠組壁建築技能検定”の事前講習会の立会いに終日行きました。
「立会い」、そうです。私が検定を受けるのではなく”大工さん達”がこの検定を受けるのです。

 

枠組壁建築技能検定”とは、わかりやすく言えばツーバイフォー建築の正しい知識と技術が得られているかを問う試験です。
この試験、国家資格なんです。初めて聞いた方がほとんどだと思います。私も初めて知りました(笑
実技試験とペーパーテスト、筆記試験と計2日間の試験です。階級が無い単一等級です。

 

今年は、株式会社ヤマダタッケンが「社団法人 日本ツーバイフォー建築協会 北陸支部 事務局」なので、在来工法と同様にツーバイフォー工法にも携わる弊社としても、更に普及させたいと思うと共に建築に係るメインである大工さんの技術向上と、自信をつけて頂く為に10数年ぶりに開催する事となりました。これには協会本部や試験を主宰する機関、会場貸与して頂く機関からの協力があって開催されます。

 

早速、事前講習会の様子を見てみましょう。

まずは製図です。この時点で狂いがあればすべての仕上がりに狂いが生じます。
なのでしっかりと作図していきます。

 


神奈川県から来て頂いた講師。とても厳しいですが、全員合格のために一生懸命指導して下さりました。

 

模型を作製する作業です。製図を基に正確に材料を刻み、パーツを作り上げていきます。

 

つくり上げた模型を囲み、採点ポイントを説明する講師。受験者は真剣に聞き入っていました。
ここでは、採点方法の厳しさや必ず押さえるポイントを重点的に説明して頂きました。

 

参加した、受験者(大工さん達)は、受験費用、講習会費用併せて数万円というお金を自身で支払い挑みます。
お金がかかっているから。。というような事よりも「必ず受かるぞ!」という意気込みや真剣さが十二分伝わってきます。
国家試験と言えど、多くの人が知っている科目ではないですが、間違いなく受かれば大工さん達の自信に繋がります。少なくとも試験の合否に関係なくとも、この講習会は技術確認と向上に大きな意味をもたらしたと思われます。

 

お昼休みも程々に、朝9時から夕方5時30分までみっちりと講習を受けた受験者の皆さん。
片付けが終わった後は、本部の方と講師のお二方を見送るまで雨の降る外に出てくれている姿を見て私は、彼らたちの”真剣さ”を垣間見ることも出来ました。 必ず合格して頂きたいと思います。

 

近年、プレカットの技術も相当に向上し、職人個々による仕上がりのばらつきがほぼ皆無となった今ですが、受験者の皆さんも「原点に戻ってみる。基礎力を確認してみる」という観点からも、十分学習できたのではないかと思います。
この様に、私達の販売する商品(作品)を作って頂く職人さん達の日々向上心と努力を忘れないパワー満ち溢れる姿を現場でもぜひ、見て頂きたいと思います。

 

本年も、お客様には今後もハイクオリティーなグレートホームズブランドの商品を好きになって頂き、末永く安心してお住まい頂きたいと思っております。

 

ヤマダタッケン 情報管理室 Ikehata (社団法人 日本ツーバイフォー建築協会 北陸支部 事務局)

 

 

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