2015.12.10 WRITER スタッフ
田上本町の内覧会はもうすぐそこ。
設計担当の中川です、こんにちわ。
先日、不動産担当の泉さんがブログにUPしたポエムに、
曲をつけて動画を作りましたので、まずはそれを・・・
と、思って泉さんがここで詩をUPした日、夜中の二時まで
考えてましたが僕にその才能はどうやらないようです。残念です。
火曜日の夜は会社のFarewell Partyでした。
洒落た言い方をしてますが単に忘年会の事です。
会社の若手チームが色々と段どりと進行をしてくれたおかげで
たいへん盛り上がり、楽しい会になりました~。
若手。なかなかやります。
豪華賞品を賭けての二人羽織早食い競争です。
さて、今週12月12、13日は金沢市田上本町で内覧会開催です!!!
K様、こころよくお借しいただきありがとうございます!
大切に使わせていただきます。
この物件はFREE-PLANの物件となります。
FREE-PLANのお客様は趣味、嗜好も多岐に渡り様々ですので、どこを大事にされて
いるかを見極めるのがとても重要となってきます。
最初、プランの聞き取りをさせていただくのですが、オーナーのK様は
色々と勉強されていまして、住宅における性能面を大事に思われて
いました。特に断熱性能についてでしたね。
そこでプランをするにあたり、使う部材にも色々な配慮を施してみました。
●断熱スペックを強化
いわゆる内断熱とか外断熱とかがありますが今回、当社がお勧めしているW断熱を
採用しています。壁の中に断熱材が充填されていますが(内断熱)、それだと構造材
の柱や梁部分が断熱が弱い部分(熱橋)になりますので、外側にも断熱材を張って
熱橋部分を無くし(外断熱)、なおかつ付加断熱として断熱スペックが上がる形と
なります。(W断熱)
そして当社はSTO社の塗り壁を外壁に施工しますが、断熱材であるEPS材がそのまま
外壁の下地材として兼用できますので、比較的安価で性能を上げる事ができます。
耐震面でも下地に厚物の構造用面材を使用して強化してあります。
※海外ではEPSを下地に塗り壁を施工するのはごく一般的ですね。
ただいまウインターキャンペーン中でして、比較的安価でお得なこの施工を
更に半額で施工する事もできますよ~。
●窓の断熱性能を強化
元々、当社が使用している窓はスペックがかなり高いのです。が、K様の家を施工
する頃に仕様が少し変更されてまして、細かい部材が変わり、さらに性能値が
上がりました。なんということでしょう。
いくら壁の断熱材がどれだけよかろうとも、一番熱が外に出るのは窓からでして、
もしくは夏場の日射を防ぐ事に対しても窓の選定は重要な事と言えます。
●夏場の遮熱対策
夏場の遮熱の対策を考える。これ意外と大事な事なんです。
今回、このお宅では屋根面にアルミ箔遮熱断熱材を施工してみました。
この施工で夏場の温度が1°は下がるといわれてます。
1°って意外と馬鹿にできないんですよ、これが。
あと南面の窓は全てすぐ上に屋根の軒がある状態にして配慮してます。
●気密と換気
冬場の暖房熱と夏場の冷房を逃がさないための気密工事。
お国が定める基準には気密は重要視されてないようになってますけど
これもとっても大事な事なんです。
換気。当社は24時間換気システムをつけてますが、これ気密が
良くないとそもそも計算が合わなくなります。
安心してください。ばっちりですよ。
と、K様邸では断熱、気密、換気、遮熱などをコストバランス含めて
ご提案させていただいております。
と、設計の立場からすると。
ここからが最も大事な売りの部分になるんですが。。。
どれだけ性能が優れた建物であろうと。
それが活かされた間取りになっていないと。
お金を無駄にしているようなものなんですよね。実は。
建物を一つの器と考えて、家中の温度差、ムラがでないような間取り。
冷暖房の配置計画うんぬん。いろいろ他にもあるんですが、
K様宅はそれを理想的な形にかなえられた間取りになりました。
そうゆう視点で内覧会で間取りをみるのもおもしろいのかも知れませんね~?
まぁ、理屈ばっかり言ってても息苦しくなってくるんで。
ヴィジュアル的な?話も出しますと・・・・
ほんの、すこーしだけ中身を紹介です。
※壁に筋があるのは汚れてませんよ?塗り壁が乾いてないときの写真です~。
室内はアンティーク加工の床材に塗り壁。
エイジング塗装を施された梁やデザインコンクリートで作られた石のハコ。
時が経つほどに味わいと愛着が増してくれる・・・
ま、こんな感じです。
見どころ満載のこのHOME。これは必見ですよ~。
ぜひぜひ皆さまのご来場、心よりお待ちしております。
ナカガワ
スタッフ