2016.07.08 WRITER 中川 外志夫
「NEW-YORK STYLE HOME」
設計 中川です。くせ毛にとっては最悪の季節です。
今週末、7月9日、10日、金沢市八日市1丁目にて、
お客様のご厚意により完成内覧会を開催させていただきます~。
店舗などではここ数年、ブルックリン、インダストリアルなスタイルが
流行ってますよね。ぼちぼち住宅でもでてきたようです。
去年の6月にニューヨークに行く機会に恵まれ、
この目で見てきた感覚をそのままダイレクトに
プランに詰め込む事ができました。
僕がボケ~としながら適当撮った写真がこんだけ様になるって・・
すごい事ですね。
直にこの目で見て思ったのは、100年以上前に建てられたこれらの
建物が、新しい高層建築と調和をとりながらしっかりと溶け込んでいる事。
なんとも言えない街の空気感がすばらしく良かったのを思い出します。
今回、このHOMEをプランするにあたり、ニューヨークらしさを演出
させるために、自分の中で「あ~したい、こうしたい」が。
それらをご提案させていただいてます。
【室内の天井高が高い事】
天井が高いと雰囲気がやはり違いますよね~。
断然らしくなります。
今回、リビングの天井高を3mに設定しました。※通常は2.4m
階段廻りも雰囲気をだすのに1部吹抜にして硝子パーテーション
で囲いました。
【室内に煉瓦がむきだしになった壁がある事】
これはどこの建物もこうなってますので必須ですよね。
デザインコンクリートで味のある煉瓦を表現。
お客様にもだいぶ手伝っていただきました。
本来、煉瓦なり石積の壁って事ですのでコンセントなんか
が埋め込まれてるのはおかしいですよね。
なので、露出のコンセントをつけてみました。
【丸い柱、もしくは太い角柱がある事】
結構、むこうは丸柱が多かったです。ブルックリン区は木の角柱が多かったような。
丸柱にアイアン塗装を施して鉄柱に。
【鉄骨のスリット階段】
これはソーホー地区に行った時にSHOPで鉄骨階段を見てやりたかっただけです。
鉄骨の階段はやはりかっこいいですね。年月が経つとよく触る部分の塗装が
はがれて更に渋くなります。
【なんかよくわからんがNYらしい間取りである事】
感覚の話なんで説明しづらいんですが、、、
頭に残っている感覚を間取りに表現してみました。
仕上材だけでの表現では、決して雰囲気は作れません。
やはり、テイストなりに似合う間取りってものがあるんです。
あ~~~、写真じゃ全然よさが伝わりません。
やはり実物を自分の目で見るのが大事って事なんですかね。
ぜひぜひ、見に来てくださーーーーーい
ナカガワ
新築チーム 設計
中川 外志夫
家は住む人の個性や暮らしを映してくれます。暮らしを間取りに取り込んで。個性を「形」に表す。それを具体的にするお手伝いをするのが僕の仕事です。もともと、特に考えもしないで踏み込んだ住宅業界。いつのまにやら長い間、この仕事をしておりますが、いまだに住宅の設計はおもしろいと感じてます。これからも、住む人の暮らしが豊かになるためのサポーターでいれればと思います。そして特に恐竜は好きでもないです。
家は住む人の個性や暮らしを映してくれます。暮らしを間取りに取り込んで。個性を「形」に表す。それを具体的にするお手伝いをするのが僕の仕事です。もともと、特に考えもしないで踏み込んだ住宅業界。いつのまにやら長い間、この仕事をしておりますが、いまだに住宅の設計はおもしろいと感じてます。これからも、住む人の暮らしが豊かになるためのサポーターでいれればと思います。そして特に恐竜は好きでもないです。